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[an error occurred while processing this directive] 「大気イオン地震予測研究会e-PISCO」とは
特典
地震予測の3本柱

 e-PISCOでは、大気イオン、宏観異常(こうかんいじょう)、地震活動の三つを組み合わた地震危険予知を試みています。複数の要素を組み合わせることにより、精度を上げることができると考えています。
大気イオン+宏観異常+地震活動→地震予知
大気イオン
 大規模な地震の前に大気中のプラスイオン濃度が、通常の5倍以上に上昇する現象が観測されています。例えば、2000年の鳥取県西部地震では3ヶ月前に普段の約10倍、2001年の芸予地震では1週間前に約3倍が計測されました。阪神・淡路大震災の際にも数日前から神戸市内で計測された報告があります。私たちは全国各地の大気イオン濃度(プラスイオン濃度)を24時間365日計測します。
2000年鳥取県西部地震前の大気イオン濃度異常
▲2000年鳥取県西部地震前の大気イオン濃度異常
 
宏観異常
 宏観異常(こうかんいじょう)とは中国の呼び名です。日本ではよく地震前兆現象といわれ、地震前に発生する動物の異常行動や自然の異常現象の事です。私たちはe-PISCOのホームページ上で身の回りで起きた宏観異常現象について集めています。集まった情報は週・1ヶ月・3ヶ月単位で全国各都道府県の地域別の地図情報として閲覧することが可能です。
1都6県の宏観異常情報報告数の推移(地震は内陸のM4.5以上)
▲1都6県の宏観異常情報報告数の推移(地震は内陸のM4.5以上)
1999年台湾・嘉義地震前のミミズの異常行動
▲1999年台湾・嘉義地震前のミミズの異常行動
 
地震活動
 大きな地震が起こる前には近くの場所で地震活動が活発になったり、逆に静穏化したりすることがあります。中国で1975年に起こった海城(ハイチョン)地震はこの地震活動を事前に把握することで被害を未然に防ぎました。私たちは気象庁がまとめた震源情報を元に、震源分布図やM-T図(震源の時系列変化図)を作成し、地震活動を把握します。
2000年鳥取県西部地震前の地震活動(M-T図)
▲2000年鳥取県西部地震前の地震活動(M-T図)

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