地震危険予知プロジェクト |
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Precursory quake-Information System by Citizen's Observation on Web | |||||||||||
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インターネットを利用した地震危険予知システムの開発
S94S168 山上 亮
1.はじめに
あらゆる生命にとって大規模な自然災害は脅威である。中でも突然訪れる地震は、発生時期や場所などの確定が難しく、一瞬にして待ちを破滅状態に陥れる.この驚異の自然災害”地震”を予知できるとしたらどんなにすばらしいことであろうか.
本研究は、大規模な地震の前に現れる前兆現象(これを宏観異常という)に注目し、これを近年急速に発達したインターネット上で収集・公開するシステムの実現に向けていったものである.2.ホームページ紹介
@PISCOとは
A宏観異常とは
B異常の現状報告daily news
@)宏観異常と有感地震
A)帯電エアロゾルの日変化緊急時 news
@)宏観異常の時間変化(グラフ)
A)宏観異常の地域変化(地図)
B)異常状況(検索:市外局番)C異常情報の受入
@)モニター登録
A)異常情報の受入
B)報告用のFax用紙D歴史地震の異常
@)日本の歴史地震
A)中国の歴史地震E危険予知戦略
FPISCOの構成
@)現状システムの構成
A)関連ネットワークGSTAFF紹介
3.宏観異常情報の収集と公開
上記のホームページを運用するにあたって、住宅からの情報提供は不可欠である.これらの情報をデータベースシステムで管理することにより、敏速かつ正確な情報公開が可能となる.この考えに基づきホームページ上の「異常情報の受入」ではモニターの登録と異常情報の収集を行っている.またデータベース特有の検索機能を持たせることにより、住民は周辺地域の市外局番を入力するだけでその地域の異常状況を知ることができる.このシステムを現実化するため、全国の市外局番とその緯度、経度、さらに地盤空白域、活断層のデータを調査した.これらのデータは地理情報システム(GIS)を介してデータベースに入力され、情報検索が可能となる.
なお、ここで紹介したシステムには特別なソフトなどは必要なく、インターネット利用の際、ブラウザの操作のみですべてが行えるようになっている.4.今後の課題と展望
@データベースに登録された異常情報の公開
A岡山理科大学の情報(帯電エアロゾルの日変化)公開
B広報活動@)テレビ・新聞・雑誌などへの特集依頼
A)インターネット検索への登録
B)PR CM などC@〜Bによるモニター登録数の増加