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地震危険予知プロジェクト
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大気中の帯電微粒子(エアロゾル)測定におけるコンピュータ処理プログラム開発

S95S121 丸山 勉

はじめに

地震前兆として帯電エアロゾルが異常を示すことが報告されている.(薩谷、1995.1996)本研究では、この帯電エアロゾルの密度異常が地震前兆と関係するものと考え、神戸電波製ION ANALYZER KSI-3500を購入し、1997年9月より今日まで連続して観測を行い、このデータを利用し、さまざまなノイズから、より正確な地震性の異常を突き止めるよう研究している.そのため、データは将来に渡って活用する本研究室の研究活動の基盤になるものでありデータ処理は大変重要な作業である.

KSI-3500により出力されるデータ

神戸電波のKSI-3500で測定されたデータは内臓コンピュータのN88BASICプログラムで処理され、結果をRS232Cインターフェイスで生データとしてフロッピーディスク(以下FDと略す)にデジタル出力される.

N88BASICにおけるプログラム開発

FD生データをMicrosoft Windows 95/98 Excelでの会席に備えて処理することが必要である。そのため、生データから平均値・分散・標準偏差をぷろぐらむ@により求める.計算後のデータから平均値のみを抜き出し、Excelにあわせた配列変換をプログラム2で行う.

Visual Basicにおけるプログラム開発

処理速度の向上とともに、本研究室で主に扱っているMicrosoft WindowsにあわせMicrosoft Windows Visual Basicでプログラムを開発する.自作のN88BASICプログラムでは処理を2度行っているが、それを1度にまとめ、かつ、平均値・分散・従順偏差データと配列変換後データの2つのファイルを作成する.また、同時にゼロ点補正も行う.

今後の課題

・データ処理中の経過を表示
・分散・標準偏差を指定した桁数で表す
・マクロを利用しExcelのセルへ直接数値を代入する

卒業・修士論文