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e&e FAX情報サービス第143号
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2008/10/24

危険度
(低 1→5 高)
関東
陸域1
海域1
関西
陸域4
海域1
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予測材料
10月16日から10月22日
1.大気イオンの日時変化
(一部既報、5分間平均値、単位は“個/cc”)

【兵庫・南あわじ測定点】
2008/10/23 01:25、17,523
速報!【京都・木津川測定点】
2008/10/23 19:30、44,284

なお、静岡・沼津測定点でも異常値が記録されましたが、周辺環境の影響を受けた値の可能性があるため、割愛しました。京都・木津川測定点についても周辺環境の影響を受けている可能性がありますが、そのなかでも地震性と考えられる値については取り上げています。
2.宏観異常の日時変化 【全国の報告件数】前週7件→今週5件
3.微小地震の日時変化 この期間、大きな異常はありませんでした。
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弘原海解説
弘原海清e-PISCO理事長による解説
近畿中南部、M6程度のおそれ
(1) 前号までに発表している「中央構造線付近でのM4.5程度の地震」予測については。18日22時28分に和歌山県北部(紀の川市付近)で発生したM3.5の地震(最大震度3:紀の川市、かつらぎ町)を対応地震としたい。実際に発生した地震は予測に比べてマグニチュードで1.0、エネルギーにして32分の1の規模だった。なお、異常値が記録された南あわじ測定点からの震央距離は63kmである。
(2) 南あわじ測定点では23日未明から朝にかけて、京都・木津川測定点では23日午後から深夜にかけて非常に高い値が長時間にわたって継続した。今回の異常値は地震性と考えられ、近畿中南部でのM6程度の地震を予測する。予想される震源は中央構造線のような東西に走る活断層ではなく、京都盆地−奈良盆地断層帯や生駒断層帯、上町断層帯など南北に走る活断層と考えている。場合によっては都市部を襲うおそれがあるので、日頃からの防災対策強化をお願いしたい。
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紙面の都合上、「広域地震情報」は休載し、次号に掲載します。
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この情報の無断転載・二次利用を固く禁じます。
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優木まおみ
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