logo 特定非営利活動法人 大気イオン地震予測研究会e-PISCO
みんな空の下3.11東北地方太平洋沖地震〜東日本大震災〜前兆現象をお寄せください
内閣総理大臣認証
(所轄庁:内閣府)

お問い合わせ先
トップページ
法人概要大気イオン宏観異常地震・活断層市民メンバー掲示板リンク集サイトマップ
Google
Web e-pisco.jp
市民メンバーログイン

パスワード:

理事長あいさつ
e-PISCO地震危険予知
  大気イオン
  宏観異常
  地震活動
  市民メンバー
広報資料
  プレスリリース
  ニュース
  メディア掲載記事
  大気イオン濃度測定器
  会員募集
  よくあるご質問



ライン

大気イオン濃度測定点 富士通沼津工場に設置

2006/01/31

 阪神・淡路大震災を引き起こした11年前の兵庫県南部地震では、神戸市東灘区で測定していた大気イオン濃度が、地震の9日前に急上昇していたことが薩谷泰資氏によって報告されています。NPO法人大気イオン地震予測研究会e-PISCOでは、2004年4月の設立以来、オゴー開発株式会社や有限会社ePI-NET環境・情報ネットワーク総研、岡山理科大学とともに独自の測定器開発を進めてきました。精密機械であるが故、改良には苦慮を重ねましたが、このほど開発が最終段階に達し、大気中のプラスイオン濃度をほぼ正確に測定できるようになりました。開発途上においても、既設8測定点のネットワークで、紀伊半島南東沖地震(2004/09/05、M7.4)や新潟県中越地震(2004/10/23、M6.8)、福岡県西方沖地震(2005/03/20、M7.0)等の前兆を捕捉することに成功しています。
 弊会では、測定点ネットワーク増強の一環として、2005年10月31日に富士通株式会社沼津工場(静岡県沼津市)に大気イオン濃度測定器を設置、2か月半にわたる試行運転を経て、このほど稼働を開始しました。沼津市は東海地震の想定震源域東側に位置しており、東海地震が発生した場合、震度6強〜7の揺れに襲われると推定されています(中央防災会議、2001年)。東海地震の最前線に大気イオン濃度測定器を設置することは、地域の防災を考える上で極めて有意義です。また、既設の神奈川・厚木市(神奈川工科大学)、千葉・富山町(千葉大学)の両測定点とともに、首都圏直下型地震をはじめとする関東・東海地方で懸念される地震の予知にも有効であると考えております。

e-PISCO大気イオン濃度測定網 2006年1月31日現在
東海地震想定震源域と推定震度分布図および沼津測定点の位置
東海地震想定震源域と推定震度分布図および沼津測定点の位置
(中央防災会議に加筆)
[an error occurred while processing this directive]