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大気イオン濃度測定 現在の状況報告・お詫び

2006/08/01
 会員、市民メンバー、その他ユーザーの皆様には、いつも弊会を支援して戴き、誠にありがとうございます。
  現在の弊会の活動の状況についてお知らせ致します。会員の皆様には先月11日、12日にメールでお知らせしておりますとおり、兵庫・川西測定点および兵庫・南あわじ測定点においては、非常に高い大気イオン濃度を記録しております。測定値の中には、当然のことながら、地震前兆としての大気イオンも含まれていると考えられますが、折からの高温高湿の影響を受け、異常に誇張された値が測定されている可能性が高いと推察されます。
 以上の状況を踏まえ、弊会では、両測定点の測定を当面中止し、対策を講ずることと致しました。

大気イオン濃度測定器を調整する弘原海理事長=7月16日

 また、神奈川・厚木測定点をはじめ、その他の一部測定点においても同様の現象が見られることから、天候の影響を受けているとみられる測定点につきましては、「イオン観測情報」の発表を見送っております。
 当初は、先月末までに測定を再開する予定でしたが、高品質の情報をお届けするためには、充分な調整を施すことが不可欠であり、もうしばらく時間が必要になります。
 会員、市民メンバー、その他ユーザーの皆様にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。現在も、関係者のご協力を得ながら、大気イオン濃度測定器の性能強化に取り組んでおりますので、ご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 
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