ベトナムのグエン・ミン・チエット国家主席夫妻は同国からの初の国賓として、11月25日から29日まで来日しました。26日の天皇皇后両陛下主催の宮中晩餐会などの行事に続き、27日には東京・紀尾井町のホテルニューオータニで駐日ベトナム大使館主催の歓迎レセプションが開催されました。
e-PISCOの弘原海清理事長は、この歓迎レセプションに招待され、出席しました。日本側からは秋篠宮殿下、小泉純一郎元総理、二階俊博・自由民主党総務会長、武部勤・日越友好議員連盟会長、江田五月参議院議長らが、越側からはホアン・チュン・ハイ副総理やギエム・ヴー・カイ越日友好議員連盟副会長らが出席しました。
カイ副会長は大阪市立大留学時、弘原海理事長のもとで情報地質学を学び、Japan-Vietnam Geoinformatics
Consortiumの越側代表を務める師弟関係にあります。レセプションのなかでは、カイ氏の通訳をはさんで、弘原海理事長とハイ副総理が会談しました。ハイ氏は、大気イオン濃度測定器が元々環境測定に用いられていたことに触れ、「経済が発展するなかで、測定器が環境対策に役に立つのではないか」と期待感をにじませました。
ちなみに、ベトナムでは北部の中越国境や西隣のラオスなど人口の少ない地域で、時折中規模の地震が発生することがありますが、ハノイやホーチミンなど大都市圏では被害を伴うような地震はあまり知られていません。
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