ここでは、阪神淡路大震災(1995年)の後、宏観異常情報を収集した「前兆証言１５１９！」から抜き出した証言をいくつか紹介します。他にもたくさんの現象が報告されています。(過去の具体例)
空と太陽
・地震雲らしきものは１月１４日の午前７：３０分ごろ見られました。雲の様子は野島・須磨断層に沿って直線でくっきりとした境界があり、南東側は黒灰色の雲で北西側は雲１つない快晴でした。
・地震の数日前、裏六甲の山の上方に見える夕方の月が太陽とまでは言えなくとも周囲が真っ赤で、オレンジ色のまん丸い月でした。
大地の変化
・鳴門の海は、１２月中旬頃から、貝の腐ったような匂いとヘドロがひどかった。
・１０日ほど前から３日間、数十年来１度も濁らなかった井戸が濁った。
人間
・前日見た穏やかな海と岩壁の夢が、テレビに映った行ったこともない淡路の海に似ていた。
・直前、顔に突き刺さるような寒さで目が覚めた。
獣類
・毛を逆立てたネズミが鈍い動作でうろうろしていた。
・前夜８時以降、興奮した犬が家人に噛み付く状態になった。
鳥類
・川一面にいた渡り鳥たちは、２日前にぱったりと姿を消した。
・陸に上がったカモメたちは、集団で土産物屋を襲い始めた。
魚類
・２日前、ボラが何百匹と郡をなして、明石川をさかのぼった。
・地震前、徳島近海でアオリイカが大量に水揚げされたが、南海道地震のときと同じだった。
爬虫類
・昨年秋、冬眠前のヘビをたくさん見て、不思議に思った。
・３日前から、冬眠中のアマガエルが起き出して、しきりに鳴いていた。
昆虫
・1週間前、ブロックの割れ目にたくさんのアリがおり、路上にミミズの群れが凍死していた。
・真冬に出るはずのないゴキブリが１匹はいでて鈍い動きをしていた。
植物
・地震前から、ツバキの花が３百個以上も狂い咲き、まるで紅葉のようだった。
・昨年７月後半から咲き出したアサガオが、地震の日まで半年間も咲きつづけた。
その他
・私宅の３台のテレビがNHK総合２チャンネルだけ全く映らなくなった。
・昨年末から、テレビのブラウン管に横線が走ったり、画面にモヤがかかったりしていた。修理に出しても原因がわからなかった。
※これらの証言がすべて地震の前兆現象であるとは限りません。
