「e&e FAX情報サービス」を購読されている皆様、会員の皆様には既報のとおり、10月1日に神奈川県西部で発生したM4.9の地震について、弘原海理事長は次のような見解をまとめました。
1日02時21分ごろ、神奈川県西部でM4.9の地震が発生し、箱根町で震度5強の強い揺れを記録した。最近の大気イオン濃度変化では沼津(震央から27km)、厚木測定点(同35km)では異常値が見られなかった。沼津測定点では9月前半に異常値が数度記録されているが、地震規模に比して発震までの時間が長すぎる感じも受ける。また、厚木測定点では測定器不調と判断し、9月27日に測定器を交換した。代替機では地震前1週間程度、異常値はみられない。交換前の測定器では前号に示したとおり、周辺環境の影響を受けたと思われる異常値が記録された。私は周辺環境の影響であると判断したが、e-PISCO役員の中には、それが前兆であった可能性を完全否定すべきではないと主張する者もいる。
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