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2008/07/24岩手県沿岸北部の地震(M6.8)の前兆と思われる現象について

2008/08/12

【検討結果】
 7月18日22時55分頃、神奈川・厚木測定点において、27,961(個/cc)=5分間平均値=の大気イオン濃度異常を記録しました。異常の発現から約5日後の24日00時26分頃、岩手県沿岸北部の深さ108kmを震源とするM6.8(暫定値)の地震が発生、岩手・洋野町で震度6強を記録しました。気象庁の解析によると、この地震の発震機構は、東西方向に張力軸を持つ正断層型で、太平洋プレート内部で発生したものと考えられます。震央から厚木測定点までの直線距離は514kmです。e-PISCOでは震央と厚木測定点の距離が離れていることから慎重に検討してまいりましたが、最終的に、厚木測定点での異常が今回の地震の前兆とみられると判断しました。
 なお、この時期は新機種測定器(COM-3700)への入れ替え作業にともない、測定データは公開していませんでしたが、厚木測定点では新機種測定器による測定をしていました。また、震央からもっとも近い長野・松本測定点(505km)では、地震前日の23日に新機種測定器に入れ替えたばかりで、特段の異常値は記録されていませんでした。

測定点と震央の位置関係
測定点と震央の位置関係
大気イオン濃度変化
岩手県沿岸北部の地震
神奈川・厚木
震央距離
514km
先行時間
約5日
大気イオン濃度変化

 
神奈川工科大学工学部矢田直之研究室
地震の諸元
発震日時 2008/07/24 00:26:19.6
震源 岩手県沿岸北部(39゜43.9'N 141゜38.1'E) 
震源の深さ 108.1km
マグニチュード 6.8
最大震度 6強:岩手洋野町大野
 

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