logo 特定非営利活動法人 大気イオン地震予測研究会e-PISCO
みんな空の下3.11東北地方太平洋沖地震〜東日本大震災〜前兆現象をお寄せください
内閣総理大臣認証
(所轄庁:内閣府)

お問い合わせ先
トップページ
法人概要大気イオン宏観異常地震・活断層市民メンバー掲示板リンク集サイトマップ
Google
Web e-pisco.jp
市民メンバーログイン

パスワード:

理事長あいさつ
e-PISCO地震危険予知
  大気イオン
  宏観異常
  地震活動
  市民メンバー
広報資料
  プレスリリース
  ニュース
  メディア掲載記事
  大気イオン濃度測定器
  会員募集
  よくあるご質問



ライン
要注意情報(イオン観測情報)
バー

2008/10/23-24の兵庫・南あわじ、京都・木津川測定点における大気イオン濃度上昇および解説について

2008/10/27

兵庫・南あわじ、京都・木津川測定点において、下記のとおり、異常値が観測されましたのでお知らせ致します。

兵庫・南あわじ測定点の大気イオン濃度変化(5分間平均値、最大値)
兵庫・南あわじ測定点の大気イオン濃度変化(5分間平均値、最大値)
京都・木津川測定点の大気イオン濃度変化(5分間平均値、最大値)
京都・木津川測定点の大気イオン濃度変化(5分間平均値、最大値)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時 2008年10月23日01時00分頃〜23日07時35分頃
測定点 兵庫・南あわじ
測定値 大イオン濃度<5分間平均値> 最大17,523(個/cc)…23日01時25分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時 2008年10月23日13時40分頃〜24日00時35分頃
測定点 京都・木津川
測定値 大イオン濃度<5分間平均値> 最大44,284(個/cc)…23日19時30分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
なお、西日本のこのほかの測定点では、大きな大気イオン濃度異常は記録されていません。

【弘原海解説】
弘原海理事長は24日発行の「e&e FAX情報サービス」で以下のような解説を発表しています。
南あわじ測定点では23日未明から朝にかけて、木津川測定点では23日午後から深夜にかけて非常に高い値が長時間にわたって継続した。今回の異常値は地震性と考えられ、近畿中南部でのM6程度の地震を予測する。予想される震源は中央構造線のような東西に走る活断層ではなく、京都盆地−奈良盆地断層帯や生駒断層帯、上町断層帯など南北に走る活断層と考えている。場合によっては都市部を襲うおそれがあるので、日頃からの防災対策強化をお願いしたい。
近畿中南部 の活断層分布図
近畿中南部 の活断層分布図
【活断層一口メモ】
活断層帯名
構成活断層
平均活動間隔/最新活動時期
将来の発生確率
京都盆地−奈良盆地
断層帯
(南部:奈良盆地東縁断層帯)
井手断層、片山断層、奈良坂撓曲、高樋断層、園原町断層、中山町−三輪断層、市ノ井断層、三百断層、菩提仙川−天理断層、萱生町−穴師断層、天理撓曲、櫟本断層、丹波市町断層、長柄−巻野内断層、箸中−三輪断層、帯解断層、佐保田撓曲、曽根山撓曲、佐紀町撓曲、日葉酢姫命陵断層、僧坊撓曲、植田断層、秋篠撓曲、中山断層
約5000年/約1万1000年前〜約1200年前 今後30年以内にM7.4程度が発生しる確率ほぼ0〜5%
生駒断層帯 生駒断層、枚方断層、交野断層、田口断層、誉田断層 3000〜6000年/西暦400年頃〜西暦1000年頃(西暦734年(天平6年)か) 今後30年以内にM7.0〜7.5程度が発生する確率ほぼ0〜0.1%
上町断層帯 佛念寺山断層、上町断層、長居断層、坂本断層、久米田池断層、桜川撓曲(汐見橋撓曲)、住之江撓曲 8000年程度/約2万8000年前〜約9000年前 今後30年以内にM7.5程度が発生する確率2〜3%

詳しい情報は地震調査研究推進本部(推本)の活断層評価のサイトをご覧ください。

今後の大気イオン濃度、宏観異常情報の推移にご注意ください。

[an error occurred while processing this directive]