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2008/10/26の静岡・沼津測定点における大気イオン濃度上昇および解説について

2008/11/06

静岡・沼津測定点において、下記のとおり、異常値が観測されましたのでお知らせ致します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日 時 2008年10月26日08時25分頃〜26日17時05分頃
測定点 静岡・沼津
測定値 大イオン濃度<5分間平均値> 最大16,948(個/cc)…26日09時15分
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
データ提供:富士通株式会社沼津工場
なお、関東甲信のこのほかの測定点では、大きな大気イオン濃度異常は記録されていません。

【弘原海解説】
弘原海理事長は31日発行の「e&e FAX情報サービス」で以下のような解説を発表しています。
沼津測定点では事業所の活動の影響を受けていると思われる高い値が頻繁に記録されているが、事業所が休みである日曜日に高い値が記録された。異常値記録から1週間程度の間に、静岡県から南関東にかけての地域でM5程度の地震が発生すると予測する。地震活動を詳しく解析した結果、伊豆半島と伊豆大島の間の海域に地震活動が著しく低下している区域があり、そこが震源となる可能性がある。

既に予測期限は過ぎておりますが、続報につきましては7日発行の「e&e FAX情報サービス」で解説するほか、会員の皆様にはメールでお知らせします。
皆様も「地震活動・M-T図」で地震活動を解析することができます。どうぞご利用ください。
今後の大気イオン濃度、宏観異常情報の推移にご注意ください。

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