2008/12/05の兵庫・南あわじ測定点および2008/12/09の静岡・沼津測定点における大気イオン濃度上昇および解説について

2008/12/13の静岡・沼津測定点における大気イオン濃度上昇および解説について

2008/12/26

静岡・沼津測定点において、下記のとおり、異常値が観測されましたのでお知らせ致します。

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日　時　2008年12月13日10時30分頃～13日12時05分頃
測定点　静岡・沼津
測定値　大イオン濃度<5分間平均値>　最大30,066(個/cc)…13日11時30分
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データ提供：富士通株式会社沼津工場

【弘原海解説】
弘原海理事長は26日発行の「e&e FAX情報サービス」で以下のような解説を発表しています。

(1)	はじめに、弊会のネットワーク回線に障害が生じ、今月14日夜から11日間にわたりウェブサイトの閲覧ができなくなったことをおわび申し上げます。また、この障害の影響で十分な大気イオン濃度測定値を収集することができず、今号では予測を見送ることとなったことを重ねておわび申し上げます。
(2)	前号までに報告した沼津測定点の異常値、また13日の異常値は、20日19時29分に関東東方沖で発生したM6.6(最大震度3：湯川村笈川、会津坂下町市中三番甲、猪苗代町千代田、会津若松市古川町、国見町藤田、郡山市湖南町、中山町長崎、村山市中央、角田市角田、登米市迫町、栗原市金成)の地震の前兆と考えられる。沼津測定点との震央距離は381kmである。ただ、地震の規模については予測のM5.0に比べて256倍もの地震が発生したため、大きく外れたといえる。なお、同じ関東の千葉・南房総、神奈川・厚木の両測定点では異常値が記録されていない。