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e&e FAX情報サービス 第152号(2009年1月9日発行)

2009/01/15

危険度
(低 1→5 高)
関東
陸域2
海域2
関西
陸域1
海域1

平成21年 理事長年頭所感

 謹んで新春のお祝いを申し上げます。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 はじめに年末に弊会ウェブサイトおよび大気イオン濃度測定器の管理運用で様々なトラブルを起こし、誠に申し訳なく思っています。本年は大きなミスなく過ごせるよう気をつけます。ご容赦ください。

 既にご報告しましたように弊会では、地震予測に用いる大気イオン濃度測定器を従来の機種からコムシステム社製COM-3700に置き換えました。
 昨年12月、私は8名のe-PISCO研究者のCOM-3700による研究成果をまとめて、サンフランシスコで開催された米国地球物理学連合(AGU)に出席、発表して参りました。出席者2,000名を超える大きな大会で、e-PISCO会員の皆様のご協力で測定を続けてきた成果です。学会は26の部会から成り、地球・宇宙科学の基礎から応用までの幅広い分野を世界中から集まった研究者が口頭発表2割、ポスター発表8割程度で広大な会議場の数か所で同時並行に進行していました。
 私たちの発表は「宇宙と地上からの大地震の前兆異常の観測」についてのセッションで、米国航空宇宙局(NASA)の有名な研究者が多数会場に来られました。千葉大学の服部克巳教授とNASAのDr.Ouzounovさんが話し合って、本年3月頃に千葉大学で共同の研究会を開催するよう企画されていました。
 宇宙からの観測と我々の地上からの観測結果が統計的にもうまく検証されて、国際的な成果が得られるよう、また、その成果が国際的に共有され、日本の地震予知に画期的に貢献できるよう願っています。皆様と日本国民の生命と財産を守ることに大きく資するよう強く期待しています。

 私の不在中に起こった観測システムのトラブルについて、重ねておわび致します。

 皆様、すばらしい一年をお過ごしください。

   平成21年 正月

NPO法人 大気イオン地震予測研究会e-PISCO
理事長 弘原海 清 wadatumi@e-pisco.jp

予測材料
12月25日から1月7日
1.大気イオンの日時変化
(一部既報、5分間平均値、単位は“個/cc”)
【静岡・沼津測定点】
2008/12/27 09:35、21,597
2009/01/07 09:20、13,442
 
2.宏観異常の日時変化 【全国の報告件数】前週0件→今週2件
3.微小地震の日時変化 この期間、大きな異常はありませんでした。
弘原海解説
弘原海清e-PISCO理事長による解説
関東で小規模地震の可能性
(1) 12月27日の沼津測定点の異常値はやや大きな値だったが、2週間経った現在においても目立った地震はなく、異常に対応する地震は発生しなかったと判断される。
(2) 7日の異常値はさほど大きくなく、発生したとしてもM4程度の小さな地震と考えられる。
広域地震情報
日本周辺のM5.0以上および震度4以上、12月25日から1月7日
発震日時
震源の深さ
規模
震央
震度
最寄り測定点からの距離
2008/12/25 05:32
031.9km
M 5.0
釧路沖
2
神奈川・厚木から
890km
2008/12/25 19:43
069.0km
M 5.4
関東東方沖
1
千葉・南房総から
276km
2008/12/28 04:16
030.0km
M 5.0
択捉島南東沖
0
神奈川・厚木から
1247km
2008/12/28 22:31
030.0km
M 6.0
北西太平洋
0
神奈川・厚木から
1922km
2008/12/29 06:40
030.0km
M 5.5
北西太平洋
0
神奈川・厚木から
1910km
2008/12/29 07:39
030.0km
M 5.2
北西太平洋
0
神奈川・厚木から
1908km
2009/01/02 16:42
345.4km
M 5.2
東海道南方沖
1
静岡・沼津から
269km
2009/01/06 08:52
045.0km
M 5.0
福島県沖
1
千葉・南房総から
389km
平成 二十年 相次いだ地震災害 犠牲者ともなう地震13回
 8日で平成がスタートしてちょうど20年になりました。この20年間、日本国内では犠牲者をともなう地震が13回も発生し、あわせて6,786名が犠牲となりました。なかでも、1995年(平成7年)に発生した兵庫県南部地震は、6,437名が死亡する戦後最悪の災害となりました。その兵庫県南部地震から今月17日で14年、15日から21日まで「防災とボランティア週間」に指定されています。このほか、1993年(平成5年)の北海道南西沖地震では大津波が発生し、奥尻島を中心に230名が死亡・行方不明となりました。地震列島ニッポン、いつ、どこで地震災害が起きても不思議ではありません。皆さんも日常の地震対策を怠りなく。
日付
地震名
規模
最大
震度
犠牲者数
1993/01/15 平成5年(1993年)釧路沖地震
M7.5
6
2
1993/07/12 平成5年(1993年)北海道南西沖地震
M7.8
5
230
1994/12/28 平成6年(1994年)三陸はるか沖地震
M7.6
6
3
1995/01/17 平成7年(1995年)兵庫県南部地震
M7.3
7
6,437
2000/07/01 新島・神津島近海の地震
M6.5
6弱
1
2001/03/24 平成13年(2001年)芸予地震
M6.7
6弱
2
2003/09/26 平成15年(2003年)十勝沖地震
M8.0
6弱
2
2004/10/23 平成16年(2004年)新潟県中越地震
M6.8
7
68
2005/03/20 2005年福岡県西方沖地震
M7.0
6弱
1
2007/03/25 平成19年(2007年)能登半島地震
M6.9
6強
1
2007/07/16 平成19年(2007年)新潟県中越沖地震
M6.8
6強
15
2008/06/14 平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震
M7.2
6強
23
2008/07/24 岩手県沿岸北部の地震
M6.8
6弱
1
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