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e&e FAX情報サービス 第178号(2009年7月17日発行)

2009/07/21

危険度
(低 1→5 高)
関東
陸域4
海域5
関西
陸域2
海域1
予測材料
7月9日から7月15日
1.大気イオンの日時変化
(一部既報、5分間平均値、単位は“個/cc”)

首都圏3測定点は2日〜
【神奈川・厚木測定点】
2009/07/02 21:00、14,989
2009/07/03 05:50、16,918
2009/07/07 08:25、35,036
2009/07/09 08:20、11,204
2009/07/09 16:40、23,818
2009/07/10 22:35、19,118
2009/07/13 20:45、26,526
2009/07/14 21:55、37,094
2009/07/15 07:05、31,654
2009/07/16 02:35、20,199

【静岡・沼津測定点】
2009/07/02 23:55、17,196
【千葉・南房総測定点】
2009/07/12 20:30、10,329
2009/07/13 16:55、26,483
【京都・木津川測定点】
2009/07/16 04:40、26,483

※首都圏3測定点のデータ取り扱いについては弘原海解説(1)参照

2.宏観異常の日時変化 【全国の報告件数】前週12件→今週16件
3.微小地震の日時変化 [おわび]3日発行の第176号本欄で、6月25日夜に大分県西部を震源とするM4.7の地震の最大震度を「3」と報じましたが、最大震度4(福岡・東峰村宝珠山、大分・中津市耶馬溪町、中津市三光、日田市三本松、日田市田島)の誤りでした。訂正しておわびします。
弘原海解説
弘原海清e-PISCO理事長による解説
南房総測定点のデータ 不適切な時期あるも
首都圏大地震M8予測に影響与えず
(1) 前号で「南房総測定点の測定環境に問題が出てくる可能性がある」と指摘した。関係者より事実確認および意見聴取をしたところ、6月21日に南房総測定点の測定小屋に他研究機関が測定機器と発電機を持ち込み、稼働させたという。それ以降、電気的な信号が何らかの形で干渉し、大気イオン濃度測定値を増幅させるなどの影響を与えたらしい。測定管理者には何度か現場に足を運んでもらい、測定器そのものに電気的影響が及ばないようなシステム改良を施してもらった。その結果、7月12日からはまったく問題が出なくなった。他機関の機器設置は21日だが、測定値が振り切れはじめた19日のデータから予測には使用しないこととする。19日から21日のデータが使えない理由は分からないが、詳しい関係者が言うのでそれを信じるほかない。なお、6月18日以前のデータは、近隣の厚木測定点、沼津測定点との比較から問題ないものと理解している。
以上のことを踏まえて、6月19日から7月11日までの南房総測定点のデータは予測には用いないこととした。
(2) 南房総測定点に関しては、設置場所そのものに不安が残るが、諸般の事情を鑑みた結果、移設は困難であるし、管理者ができうる限りの対策を施すなど、ご尽力くださったのでこのまま測定を続行し、迫る大地震の予測に活用したい。
(3) 予測だが、南房総測定点の不適切なデータを除いて考えても、従来の予測を変えるには至らない。むしろ、万全の測定環境になった今も異常値が続出しているので、大地震予測にいっそうの確信を持った。予測は、8月から9月にかけて、首都圏周辺でM8規模の大地震が発生するものと予想する。ただし、場所に関しては、従来予測の大正関東地震震源域ではないだろう。気になる場所はいろいろあるが、どこで発生しようと首都圏に大きな影響が出るのは必至なので、首都圏の広い範囲で厳重な警戒をお願いしたい。
(4) これから身の回りにあらゆる異常現象がみられるので、e-PISCOウェブサイトの宏観異常報告フォームから報告してほしい。たとえば、今月4日に千葉・東金市で人工貯水池のコンクリート壁が浮上したり、東京・台東区で浅草寺の参道の敷石が隆起したのも、来る大地震の前触れかもしれない。しかし、これだけでは済まないはずだ。皆さんの身近なところでもこのような現象が起きる。見逃さず報告してほしい。また、動物の異変は地震発生の24時間程度前と伝えられる。ペットに異変があれば、報告していただくとともに、自分の安全を確保してほしい。緊急地震速報は有効だる。
(5) これまでも繰り返し伝えてきたが、地震予知は完璧ではない。いざ緊急地震速報が発表されたときの備えと思ってほしい。
(6) また、根拠なく不安を煽る行為は、厳に慎んでほしい。
木津川測定点の異常も丹波山地M3.5予測の前兆か
(7) 木津川測定点の異常値は、前号既報の川西測定点の異常値の関連と考えられる。「丹波山地でのM3.5程度の地震を予測」に変更はない。また、予測期限は最初の異常値出現から2週間、つまり19日週半ばまでである。
広域地震情報
日本周辺のM5.0以上および震度4以上、7月9日から7月15日
発震日時
震源の深さ
規模
震央
震度
最寄り測定点からの距離
2009/07/10 05:53
047.0km M 5.4
硫黄島近海
0
千葉・南房総から
1502km
2009/07/10 09:49 418.0km M 5.2
オホーツク海南部
0
長野・松本から
1520km
2009/07/12 06:38 211.0km M 5.0
硫黄島近海
0
千葉・南房総から
1323km
2009/07/14 03:05 034.0km M 6.5
台湾付近
3
兵庫・川西から
1753km
2009/07/14 05:28 046.0km M 5.2
台湾付近
0
兵庫・川西から
1726km
2009/07/14 20:27 102.5km M 5.5
硫黄島近海
0
千葉・南房総から
1376km
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